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コラム

2008/05/12

長寿村の試み

運動や外部刺激は、新陳代謝を促し血液循環を良くして、老廃物の除去を速める。また、細胞の再生を促すことから免疫力を高めると考えられている。

運動と共に重要なのが、毎日の食事である。長年長寿世界一を誇った沖縄県では、女性は現在もなお第一位を守っているが、男性はと言えば、1995年に全国で 4位、2000年には更に26位に後退した。生活の洋風化で、高カロリー食、伝統食離れの傾向が進んでいる。因みに小学生の肥満率が全国1位で、40- 50代の肥満男性の比率は全国平均の約2倍。肥満に飲酒喫煙が加わり、糖尿病、高血圧、肝疾患、肺ガンが増えている。

男性の短命要因の1つに、中高年の自殺や事故死の増加も挙げられているが、もう一つには、制度の変化も影響しているだろう。かつて沖縄では医者不足を補う為 に、中国が行った裸足の医者に類似した医介補や巡回保健婦、或いは研修医が各診療科を回るスーパーローテート方式などがあった。これらの人達は沖縄の僻地 医療に多大な貢献をした。復帰後は国内法の下で全国統一制度が導入され、固有の諸制度は廃止された。

過日長野県の病院で、デイケヤーの現場見学をさせていただいた。そこでは農繁期と晴天は通院者が少なく、農閑期と雨天は多くなるとの説明であった。そう言え ば、沖縄県下の最長寿地域、大宜味村や東村婦人会でも、「ここの老人は殆どが自転車にも乗らず、手押し車を押しながら歩き、良く働く」と言っていた。また 食生活改善の基本は「湯通し」だそうで、豚肉もぐらぐら煮てゆがき、脱脂をする。どこの家でも使うポークランチョンミートも湯通し、脱脂。野菜は各人が自 家菜園で自給。その他、機織り、染色、木工、漁、編み物など、各自それぞれが仕事を続けている。また腰のばし体操、歌、踊り(ささいな事でも嬉しい事があ ると踊る)、笑い(笑うに値しない話題でも笑う)、隣人と声をかけ合う、などが日常的に行われていて、地域独特の健康維持習慣となっているようだ。