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コラム

2005/12/20

師走の景色

移ろう自然の彩と弦楽器の調べは、年の瀬の叙情に調和して心地よい。

中でも地元のラス・マンドリーナスの演奏は、柔らかに、静かに、力を抜いた演奏手法で聴衆を魅了する。さすが演奏歴20余年のベテラン女性奏者達である。演奏歴の浅い奏者は、自信がない分力を込めて一生懸命弾くので、どうしてもダイナミックになってしまう、という話を聞いた。

ブタペストのブタの国営ホテルで催された音楽会を思い出す。旧宮廷ロシアのハープ奏者がバラライカと競演したが、抑えて囁くように奏でる音色に引き込まれ、自分のいる空間も時も忘れさせる魅惑的なものだった。

回教徒たちは、毎年一定の期間、太陽の見える間は一切の食事を取らない「断食」の習慣を持つ。故国(モロッコ)に帰省していた友人が、断食明けの11月、ナツメヤシの実やバラ水を持って帰ってきた。筆者が現地に居る間はさほど珍しくもなかったが、日本に帰国して冬の乾いた平原の中でこれらのお土産を見ると、現地を思い出して郷愁を誘う。

地元中富の初期の移住者達の話には、ヤンキーハウス、米軍基地労働者の思い出、雉や狸の話がでてくる。
農家の方々が言うには、昔はこれほど土埃がなかったそうな。それもそのはず、昔は人や畜力に頼っていたので、耕起には自ずと限界があった。ところが耕作機械の発達により、畑の深耕、土壌の破砕力が飛躍的に増して、畑地の土壌は微細顆粒・粉末化した。それが乾いた風に吹き上げられて、砂塵化する。米国西部で見られる、ダストストームを連想させる。幸い当地での表土流失は限られた面積でしか起きていないのと、収穫の後で乾季が訪れるため、大きな減収にはならないようだ。